世界的な新型コロナウイルス感染症の防疫措置の緩和と「報復消費」で海外旅行の需要が急増している韓国。
3年間不況にあえいでいた旅行業界は、久しぶりに海外旅行商品「完売」を経験している。 ソーシャルディスタンスが解除された後に迎える最初の旧正月連休特需である。

ハナツアーが2023年旧正月連休旅行期間(1月20~24日出発基準)企画旅行商品予約現況(航空券、ホテルなどを除く)を分析した結果、9日現在1万5千人余りが予約されていることが確認された。
これは前年の旧正月連休対比7015%増加し、コロナパンデミック直前の2020年旧正月連休と比べても52%回復した水準だ。
地域別では東南アジア比重が54%、日本30%、ヨーロッパ7%の順で現れ、東南アジアと日本に予約が集中した。
東南アジア内ではベトナムが36%を占め、タイ17%、フィリピン12%、台湾が7%となった。 最近、防疫規制が廃止された台湾は本格的な回復傾向が現れ始め、旧正月連休以降は予約増加傾向がさらに明確になる見通しだ。 日本国内の比重は北九州と大阪、北海道が均等に分布した。
出発日別に調べれば、連休初日の21日出発が32%、連休前日の20日が26%の割合を占めた。 連休序盤の20~21日出発日平均海外旅行需要は22~24日対比2倍以上多いことが確認された。
そして20日出発予約のうち67%は東南アジア、21日出発のうち45%は日本であり、連休期間内に行って来られる目的地と日程に対する選好度が高かった。
韓国e コマースプラットフォームTMONが旧正月を控えて旅行カテゴリーデータを分析した結果、▲「国内旅行」、▲「無泊当日旅行」、▲「日本旅行」など3つのキーワードが頭角を現し「近距離ヒーリング旅行トレンド」が強く現れたと13日明らかにした。
TMONが新年初の名節を1週間後に控えて10日間(1月1日~10日)旅行カテゴリーデータを分析した結果、▲国内旅行、▲無泊当日旅行、▲日本旅行の3つのキーワードを中心に「近距離ヒーリング旅行トレンド」が強いと説明した。
今年の旧正月連休(1月21日~24日)の海外航空券データを分析した結果、TOP3は日本だ。 1位大阪、2位福岡、3位東京の順で多く訪れた。 海外旅行の売上げは昨年の連休より4721%急増した。 TMON側は、エンデミックと共に国内外旅行の需要が多角化している中、短い連休期間を反映し、長距離より十分にヒーリングしながら楽に行ける近距離旅行の需要が増加したと説明した。
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